お墓の灯籠を壊してしまい反省、そこから学んだこととは


img_grave

今日も日本のどこかで解体が起こっているようですが、それは、建物だけでの話ではありません…

「今日の私の壊しました!」と題してエピソードを募集したところ、持ち物、人間関係、悪い癖など、たくさんの人が葛藤しながら何かを壊し、そして現状を変えようと努力していることが分かりました。

この解体エピソードをシェアすることは、きっと似たような悩みを持つ人の助けになります。
温かい話、ちょっと笑える話、元気が出る話、様々な皆さんの今日の壊したエピソードをご紹介していきます。

今日はYさんの墓参りでの失敗、そしてそのことから新たな勉強のきっかけになった話です。

 

墓参りで墓石に付属している灯籠を壊してしまいました

親戚の墓参りに行ったときの事です。その日私は体調が悪く時折立ち眩みが起きていました。

そんな中で山中の墓地の中にある親戚のお墓に行った時、お墓の前にしゃがみお墓参りをして立ち上がってお墓の前から立ち去ろうとした時、私の目の前が真っ暗になり身体が言うこと効かなくなり、私はそこからの記憶が少しの間スポッと抜け落ちています。そんな私が次に記憶がハッキリした時には私は倒れこんでいました。

そして私の隣にはお墓に付属されている灯籠がポキッと折れて横になっていました。私の親や親戚は私の心配なんかより灯籠が壊れていることのほうが心配の優先で、私はほったらかしでした。暫くして私は皆からこっぴどく叱られしゅんとして何も言えませんでした。

 

灯籠を壊してしまった重大さにがっかり

意識を取り戻した直後はなにがなんだかよくわからず、隣を見たら石がいくつかに割れていてもよく分かりませんでした。

が、周りで大人たちが色々言いながらあわてふためいている姿を見て、そしてその場に倒れこんでいた人間の私にではなく粉々の灯籠にパニック状態なことを把握して、そこで初めて大変なことをやってしまった事を、なんとなく把握して恐ろしくなってしまいまいた。

大丈夫?と気にしてくれたり慰めてくれたり心配してくれた身内もいましたが、とにかく私を怒鳴り付けるだけの身内もいて余計に怖くなりました。墓参りからの1時間ほどの帰りの間、私は車でずっとショックで、やってしまった事の重大さに何も考えることが出来ないくらい落ち込んでいました

 

反省から前向きに考える様に、、勉強できてよかった

暫くして灯籠を新しくするために調べたら、お金がビックリするくらいかかることを知りました。そんな中で色々気になってお墓に関したり墓参りのルールやマナーを色々調べるようになりました。

普通に暮らしていたら、墓参りにいけば線香を使ってお墓の前で挨拶をして終わりで、一種の儀礼的なことさえしておけば問題ないと思っていた私にとって、一つ一つの立ち振舞いにそれぞれ意味がありすべての事を疎かにしてはいけないと知りました。

これはこういう経験をしなかったら調べることすらしなかったと思います。だから私は不可抗力とはいえやってはいけない事をしてしまったから勉強出来た事は後々考えたら良かったのかな?と前向きに思えるようになりました。