薬箱がしゃべる?豆知識も教えてくれるスマイルメディくん


「薬箱」と聞いてみなさんはどんなものを想像しますか?私の家にあったのは、緑の十字マークのついた木の薬箱でした。他にもプラスチックのケースや、医薬メーカーの置き薬の箱を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

いずれにしてもあまりいいイメージはないかもしれません。
なぜなら、薬箱を開ける時というのはだいたい体調が悪かったり、けがをしたり、あまりいい状態ではない時が多いからかもしれませんね。
そして、箱を開けるといろんな薬のにおいが混ざっていて、私はそんな薬箱が嫌いでした。

しかし、今回ご紹介する薬箱は、その嫌なイメージを払拭してくれるかもしれません。その名は「スマイルメディくん」と言います。

小さいころからこんな薬箱が家にあったら、薬ぎらいにはなっていないかもしれません。

とっても賢いコミュニケーショントイ

出典 http://smile-medi.jp/

「スマイルメディくん」の特徴といえば、何といってもまずはこの見た目のかわいらしさです。男の子がちょこんと座っているようなデザインになっており、今までの無機質なただの箱とは大違い!

しかし、それだけなら従来の薬箱でも、色を塗ったりデコったりしてかわいらしくすることはいくらでも可能ですが、この「スマイルメディくん」のすごいところは、この箱自体が「コミュニケーショントイ」だということなんです。

コミュニケーショントイと言えば、普通は男の子や女の子をかたどった「人形」や、また動物などをかたどったものである場合がほとんどですが、この「スマイルメディくん」は薬箱の本体そのものがコミュニケーショントイになっています。

そしてなんと、約600種類もの健康に関するお話をしてくれ、薬の飲み忘れなどもしゃべって教えてくれるんです
そんな賢い薬箱があるなんて、まさに目からウロコですよね!

スマイルメディくんの実力とは?

とっても賢い薬箱「スマイルメディくん」は、健康に関する豆知識の披露から、薬の服用時間まで、毎日の生活の中で様々なアドバイスをしてくれます。

薬を飲む時間を設定をしておけば、朝・昼・夜・寝る前など、時間になったらメディくんが教えてくれるので、飲み忘れを防止することができます。

メディくんの実力はそれだけではありません。なんと、約600種類もの健康に関する会話をお話ししてくれるんです。

健康についての豆知識から、食べ物や睡眠に関すること、知っておくと便利なことわざ、さらに早口言葉など、健康な毎日の生活に役立つさまざまな内容についてたくさんお話しをしてくれる「スマイルメディくん」は、薬箱のイメージをはるかに超えた存在と言えるでしょう。

プレゼントにも最適

もともと、シニア層をターゲットに開発がすすめられたというこのメディくんは、設定方法もとっても簡単です。

まず、本体に電池をセットしてスイッチを押すとメディくんが挨拶をしてくれます。あとはメディくんの質問に答えていくだけで簡単に設定を完了することができますので、これなら機械や面倒な設定が苦手なご年配の方にだってすぐに使いこなすことができますよね。

健康についてのお話しや早口言葉まで披露してくれる「しゃべる薬箱」のスマイルメディくん。薬箱ですから、ちゃんと薬を収納するスペースもあり、本体の背面のトレイを引き出すと、薬が収納できるようになっています。

また、台座の下はカード入れになっており、診察券やポイントカードなどを収納できるようになっていますので、「診察券、どこに置いたっけ?」などという心配もなくなります。

普段、忙しくてなかなか会うことができない両親や、遠くに住んでいるのでなかなか会いに行けないおじいちゃん、おばあちゃんに、この「スマイルメディくん」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

父の日や母の日、敬老の日のプレゼントとして贈ってみるのもいいかもしれません。

まだまだある便利な機能

スマイルメディくんは、声に反応してくれるお話しする機能の他、時間帯によって、メディくんが自分からお話しする機能もあります。また、気になる健康のお話しをもう一度聞きたい時には、メディくんの頭にあるスイッチを続けて2回押すと、もう一度、同じお話をしてくれます。

メディくんが自分からしゃべっていない時でも、頭のスイッチを押せば、いつでもお話をしてくれますので、メディくんがいれば一人暮らしでも、もう寂しくありません。

呼称は、より親近感を持ってもらえるようにと、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんなど、8種類の中から選ぶことができます。

薬箱の概念を解体し、もはや一人暮らしのパートナーともいえる「スマイルメディくん」は、これからの超高齢化社会の必須アイテムとなるかもしれませんね。