飲むケーキがきてます!!今年は食べるんじゃなくて、飲むのが流行る予感!


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出典 http://macaro-ni.jp/18902?page=2

暑い季節がやってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私事になってしまいますが、筆者はうだるような暑さを回避するべく、日々喫茶店やカフェなどを転々として過ごしております。

冷房の利いた店内で甘い物を嗜む幸福さと言ったら、とても言葉に表せない喜びがありますよね。特に近年ではコンビニスイーツやパンケーキブームなど、一言でデザートと言っても多くの種類が誕生してきているので中々飽きることがないのがとてもうれしいです。

夏は暑い分、冷たいものがおいしい季節ですから、雑誌を片手にスイーツを回るのがとても楽しいです。

さてそんな筆者なのですが、最新スイーツ情報をリサーチしているうちに、とても斬新な新商品を発見いたしました。なんとなくそういうブームが来ているのかなーとは思っていたのですが、実際に目にしたときにはとても驚き、なるほどねとその場で思わずうなってしまったものです。

そこで今回は、その新商品について紹介し、これまでの常識を解体して新しい時代の波を創造しつつあるスイーツ業界に迫っていきたいと思います。

 

食べるんじゃなくて、飲むケーキ!

今回紹介する斬新な新商品は、東京の「パティスリー カカオエット・パリ」というお店のケーキです。

その名もヴェリーヌショートケーキ。この商品は、これまでのスイーツの食べると言う常識を解体し、新しく飲むと言う常識を創造しました。

今までもスターバックスコーヒーではフラペチーノ、マックではシェイクと言った飲むスイーツは多く発売されてきましたが、飲むケーキと銘打っての発売ではとても新しいと言えるのではないでしょうか。

実際にこのヴェリーヌショートケーキはそれら飲むスイーツとは一味違っていて、ストローだけで飲みきることができません。スポンジが入っているからです。また、一番上には大きめにカットされたイチゴもトッピングされていますので、こちらもストローで吸うことは困難となっています。

ですので、底にあるイチゴのコンフィを吸いつつ、上層部のスポンジやイチゴを食べると言った奇抜な楽しみ方をすることができるようになっているのです。

これによって可能となるのは、セパレート式の食べ方です。ルーとライスを分けて食べるカレーや、牛肉とライスを分けて食べる牛丼のようなスタンスでケーキを楽しむことが可能となったのです。

人間は比較を行うことで物の価値を見出す生き物ですから、分けて食べることでスポンジ単体・コンフィ単体・スポンジに少しだけコンフィを混ぜるといった、それぞれを比較しながらの楽しみ方ができます。それ以上に、微妙に絡め始めている境界のような瞬間には何か特別な魅力を感じます。

もちろん、手段が変わったということはそれ以外にも楽しみ方が新しく生まれたということを意味しますので、あなたならではのオリジナルな楽しみ方を探すのも、また一つの醍醐味といえるかもしれませんね。

 

終りに

今回はヴェリーヌショートケーキが解体したケーキの常識と、新しく創造されるスイーツについて考察しましたが、いかがでしたか。

飲むケーキと言うことで、フラペチーノやシェイクとも違ったストローだけでは飲みきれない新スタイルには賛否両論の意見がありそうですね。ざっとヴェリーヌショートケーキを口にした方の評判を調べてみると中々好評な意見を多く発見しましたが、これが更に世間に知れ渡って辛口な方達の元へと渡ったときにどのような意見が出てくるのかが気になるところです。

しかし、いつの時代も新しいことを始める際には批判的な意見が飛び出てしまうものですから、例えそのような意見があったとしても、それを貴重な意見として捉えることが重要と言えそうです。解体と創造を繰り返しながら、少しずつ歴史は前進してきました。

我々もそのような心がけで、真摯な対応を持って解体に取り組むべきだと言えるでしょう