解体工事の大まかな流れを解体業者が簡単にご紹介


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初めての解体工事、わからないことだらけだと思います。まず何から始めたらいいのかわからない…という方もいらっしゃるでしょう。

わからないまま解体工事を進めていくと、時間が足りなくなったり余計なコストがかかってしまったり、また知らないのをいいことに悪徳業者に付け込まれてしまったり…ということにもなりかねません。

そこで今回は解体工事の大まかな流れについてご紹介します。基礎知識を身につけて、トラブルは未然に防ぎましょう。

 

1.解体工事前の流れ

相談、見積もり

まずは、解体工事についての相談から見積もりです。複数社から見積もりを取った中で一番信頼できる業者に依頼するのが良いでしょう。

基本的には見積もりは無料です。電話で概算の見積もりを出してくれる業者もありますが、現地調査をして、道路の幅や搬出ルート、また近隣への影響など細かいことまできちんと把握したうえで適正な見積もりを出してもらうことができます。

口頭での見積もりの場合、後から金額が違うなどトラブルが発生しやすいので、できる限り細かい見積もりを出してもらうのがベストです。

初期段階から、近隣に対する影響や今後の課題についてもきちんと説明してくれる誠実な業者を選ぶのが良いでしょう。今後の詳しい流れについてもここで確認しておいてください。

 

工事の請負契約

見積もりの内容について納得でき、「ここにお願いしよう」と決まった場合は、解体工事の請負契約を結びます。

 

近隣への挨拶

実際に工事が始まれば、近隣の方々にはご迷惑をかけることとなります。ですから近隣の方々への説明とご挨拶に回ります。1軒1軒回ってのご挨拶は、解体工事中のトラブルを防止するためにも非常に大切です。

解体業者は細かい工事のスケジュールについての説明に加え、近隣からの要望や希望などがあれば聞き、対応してくれます。可能であれば解体業者と一緒に挨拶に回ってもいいでしょう。

 

ガス・電気などの配管・配線の撤去

ガスや電気がつながったまま工事を行うことは非常に危険です。そのため、ガス、電気、電話の引込配管、配線の撤去の手配をします。お住まいの地域のガス会社、電力会社、NTT、CATVなどに連絡をし、依頼をしてください。

 

2.本工事の流れ~

足場・養生の組み立て

解体工事では高所での作業を伴うため、まずはしっかりと足場を組みます。その後、養生シートをかけていきます。養生をしっかりと行うことで、ほこりや粉じんの飛散を防ぎ、また厚手の防音シートで騒音の軽減と、木材などが外へ飛び出るのを防ぎます。

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工作物等の撤去

まずは建物から手作業で撤去できるもの(たたみ、サッシ、建具、瓦、不用品など)を撤去します。

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建物の解体工事

重機を入れて建物を解体していきます。粉じんの飛散防止のために水をまきながらの作業となります。

 

廃材の撤去

解体により発生した廃材をトラックに積み込んでいきます。木材、金属など種類別に積み込み運び出します。トラックを止めすスペースがない場合には手運びで行います。

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地中物の撤去

地中の基礎や配管などを取り除きます。その後、地中に廃材が残っていないか、その下にコンクリートが入っていないかを確認します。

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整地

地面を平らに整地します。残存物がないか現場に立ち会って確認してもよいでしょう。

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完了・引き渡し

後片付けや清掃を十分に行い、引き渡しとなります。

 

家屋滅失届の提出

解体工事完了後、滅失証明書を発行し、事務処理も完了となります。

滅失登記についてはこちらの記事で説明しています。

税金が無駄に引かれる!? 建物を解体した後は「滅失登記」を忘れずに!

 

まとめ

今回は一般的な解体工事の流れについてご紹介しました。大まかな流れを知っておくことは安心にもつながりますし、また事前にちょっとした知識があれば悪徳業者に引っかかってしまうことも防ぐことができます。

さらに、良心的な解体業者の中には、工事期間中にも特に騒音やほこりなどの出る日には近隣の挨拶を行ってくれるところもあります。初めの相談から見積もり、挨拶回り、解体工事、そして工事後の対応まで一貫して行ってくれ、安心して依頼をすることができる解体業者を選びたいですね。

株式会社リバイブも解体工事前の挨拶回りはしっかり行っています。安心してお任せ下さい。