Kさん:姑に無理強いされていた偽りの信仰心を壊しました!


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今日の私の「壊しました」

今日も日本のどこかで解体が起こっているようですが、それは、建物だけでの話ではありません…

「今日の私の壊しました!」と題してエピソードを募集したところ、持ち物、人間関係、悪い癖など、たくさんの人が葛藤しながら何かを壊し、そして現状を変えようと努力していることが分かりました。

この解体エピソードをシェアすることは、きっと似たような悩みを持つ人の助けになります。
温かい話、ちょっと笑える話、元気が出る話、様々な皆さんの今日の壊したエピソードをご紹介していきます。

今日はKさんの、偽りの信仰心を壊したエピソードです。

 

宗教を強要する姑

私の姑は宗教を強要してくる人です。信仰は自由ですが、押し付けるのは間違いです。今回も宗教の大事な集まりがあるから、この日空けておきなさいとわざわざ直筆の手紙が送られてきました。

いつもは主人から「日程が合わない」などと言ってもらってなんとなく話を濁してきたのですが、最近は里帰りの度に宗教の集まりに連れていかれたり、2歳の娘にまで宗教のおまじないのようなことをしてくるようになったのでこの際はっきり「自分から断ってやろう!娘が小さいうちにやめてもらおう!」と思い立ち、手紙で宗教のお断りの旨を伝えました。

「今後そういった集まりに参加しない」「娘は私と同じ仏教で育てる」「決してお母さんの宗教を否定してるわけではない」の3点を便箋3枚分丁寧に書きました。

 

関係悪化を覚悟でお断りしたけど…

姑の宗教問題については、数年間ため続けてきた思いがあったので考えもまとまっており、気持ちのいいほどスラスラと手紙が進みました。手紙が書き終えたときはなんというか、胸がスッとするような、清々しい思いでした。ついに言ってやったぞ!と…。半ばヤケクソのような勢いで手紙をポストに投函したのです。

しかし姑は過去に、ヒステリーを起こして包丁も持ち出したことがあるような厄介な人でもあるので、清々しい思いの半面、不安がたくさんでした。

逆上してもっと事態は悪化するのではないか、娘にまで何かされたら…と考えると、ゾッとしましたが、そう冷静になったときにはもう後の祭り。後戻りはできないので、姑からその後連絡がくるまでは毎日不安でドキドキしながら過ごしました。

 

勇気を出して偽りの信仰心を壊して前進できた!

しかし私の不安をよそに、姑から後に届いた手紙には「本音で話をしてくれてありがとう。これからもこういう関係でいましょうね。」と書かれており、数年間我慢し続けた私の悩みはなんだか少し悲しくなってしまいそうなほどにあっさりと解決してしまったのでした。やはりこういうことは自分で動かないと、正直に話をしないといけないんだなとも学んだ瞬間でした。

ところが実際のところは、姑は私にこう話しておきながら、主人には「残念です。」とかなり不機嫌なメールが送ってきていたようですし、姑は私の「宗教のお断り」について納得はしていないようです。それでもあれ以来私への宗教のお誘いはぱったりとなくなりました。

本当の意味でわかり合えたとは今はまだ言えないけれど、それでも一歩前進できたなと思っています。