ママ友関係に苦悩そして解体 新たにできたのは本当の友達でした


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今日も日本のどこかで解体が起こっているようですが、それは、建物だけでの話ではありません…

「今日の私の壊しました!」と題してエピソードを募集したところ、持ち物、人間関係、悪い癖など、たくさんの人が葛藤しながら何かを壊し、そして現状を変えようと努力していることが分かりました。

この解体エピソードをシェアすることは、きっと似たような悩みを持つ人の助けになります。
温かい話、ちょっと笑える話、元気が出る話、様々な皆さんの今日の壊したエピソードをご紹介していきます。

今日はKさんの話です。ママ友関係に悩まされその関係を思い切って壊すことにより新たに気づいたこと、得たものがあったそうです。

 

嫌われるのが怖くてママ友関係を維持、でももうイヤだ

子供が生まれてから、「ママ友」関係に悩むことが増えました。ママ友って、だいたい子供の年齢が同じくらいだから、優劣を競う様なママが多いんです。

特に幼稚園時代なんて子供たちにちょっと何かあると、「もう少し見守っていてもいいんじゃないかな?」と言うことでも、親が出て行ったり。

私はそんなママ友関係でもとにかく嫌われるのが怖くて、違うなって思ったことでもいい顔をしてしまっていました。

ママ友の会話も、「あの子は意地悪」とか「あのママってさ・・・」みたいなものばかりで、ほかにネタ無いの?って。特に子供同士仲良くないのに休みの日にまで一緒に動物園に行ったり、年賀状出し合ったり。もう疲れちゃって。

それである日突然、自分から離れる様にしました。いつもかたまってワイワイしてた輪に入るのをやめて、一人でいるようにしました。それこそ、「ぼっち上等」みたいな気持ちで、自らママ友関係を壊したんです

 

ママ友関係を壊して大切なことに気づく!

今まで一緒にいたママたちは何か思うところもあったかもしれませんが、特に何も言って来たり、意地悪をされる様なこともありませんでした。いつも気を使って話に加わったり、一緒に出掛けたりしなくなったことで、気持ちが楽になり、清々しいんです。

それに、気付くことも増えました。送迎時の園庭で、子供たちがどんなことに目を輝かせているか。てんとう虫が葉っぱに飛んできた瞬間に子供と息を殺して見つめる感じ。空がどんなに青いか。今は綺麗な花が咲いているか。周りを見ることを忘れていたんです。

ママ友の顔ばっかり見て、子供が何をしているかを見ることすら出来なかったんです。笑顔で挨拶をしておけばそれで良いんだって自分で決めて。心も晴れ渡るのを感じました。

 

自分自信の友達を手に入れました!

そうしているうちに、同じように感じていたんだろうなと思えるママと、自然と一緒にいることも多くなりました。普段からポツンと一人でいることも多かったけれど、笑顔で挨拶をする様なそんなママたち。

特に子供同士も友達じゃない、休みの日も束縛されない、たまにランチをする様な。程よい距離感を持てるママ。一緒にいて気楽だし、何よりお友達の悪口やママ友の悪口なんて一切出ないんです。

行事のこととか、天気のこととか、子供の病院どこが良いのかなとか、昨日のTVがどうだったとか、そんな当たり障りのない、でも話していて楽しい。だからと言っていつも一緒なわけじゃない。子供が大きくなってもそういう関係は続いています。

ママ友関係を壊したことで、得られたものは「私自身の友達」です