衝動買いしたバッグを処分したら、自分の中身を創ろうという決意が生まれた


shoppin

今日も日本のどこかで解体が起こっているようですが、それは、建物だけでの話ではありません…

「今日の私の壊しました!」と題してエピソードを募集したところ、持ち物、人間関係、悪い癖など、たくさんの人が葛藤しながら何かを壊し、そして現状を変えようと努力していることが分かりました。

この解体エピソードをシェアすることは、きっと似たような悩みを持つ人の助けになります。
温かい話、ちょっと笑える話、元気が出る話、様々な皆さんの今日の壊したエピソードをご紹介していきます。

今回はSさんの、ブランドバッグを捨てたら自分の中身を創っていこうと思えたというエピソードです。

 

ブランド品の鞄を全て捨てた!

私は先日、クローゼットの中を占領していたブランド品のバッグを全て処分しました。

私のクローゼットの中はバックでいっぱいになっていて、新しいものが入るスペースが全くない状態でした。
どこに何があるのかもよくわからないので一つひとつ取りだして確認してみると、シャネル、ルイヴィトン、ブルガリ、セリーヌ、プラダ、グッチのブランド品バッグが出てきます。そして、そのほとんどが使用されないで置いたままになっていました。

どういう時に購入したのか、思い出がある品物なのだろうかと、購入したときの事を思い出してみましたが、自分へのご褒美というような物ではなくて、仕事でのストレス発散で購入した物や、友人や同僚が新しく購入したので自分も購入したというような衝動買いの品物ばかりでした。

自分は、おしゃれを楽しむためにこれらのバッグを買っていたのではなく、”高い物を買う”ということだけが目的になっていたんだ、ということに気がつきました

安くないものなのに意味なく購入していた自分に情けない気持ちになりました。
それなのに、これはまだ使えるかなとか、これはあまり使っていないからもう少し使ってみようかなとか思ってしまって、何度も何度も出したりしまったりして迷っていました。

 

自分の中に生まれた新しい気持ち

結局は3回ぐらいに分けて処分したのですが、そういう気持ちになれたのは、使われる為にある物なのに使われないで置かれたままでは可哀想だというヒラメキのようなものがあったからです。

そして、次に本当に大切に使ってくれる人のところに行ってね。という気持ちになれました。

その時に、物を大切に使うと自分に返ってくると祖母に言われたことを思い出しまし、使わないことは乱暴に使う事と同じくらい酷いことのような気がしました。

 

自分の中身を創っていこう!

意味なく衝動買いしてしまった時は、自分を上部だけで飾ろうとしていたのだということに気がつきました。これからは、きちんと物に向き合い、60代とか70代になっても大事に使える良い物が欲しいと思いました。

例えば、クロコダイルのような上質なものは、使う側の中身が伴っていないと、結局はお飾りになってしまうので、上質な物を使えるような中身の伴ったワンランク上の女性に成長するために努力したいと思いました。

高価なものなので購入資金も掛かってしまいますが、それだけに購入するときは頑張った自分へのご褒美なんだと思いますし、実現できたらと考えるとワクワクして楽しくなり、頑張ろうという力が湧いてきました。

新しいものが入るスペースを作らなかったら、このような気持ちにはならなかったと思うので思い切ってスペースを作って良かったと思います。絶対に素敵な女性になります。