カップラーメンをこぼしたカーペットも洗える!水洗いできる掃除機スイトル


出典 http://switle.jp/

掃除機と言えば、乾いたごみやほこりを吸い取るもの、ほとんどの方がそういうイメージを持っていると思います。しかし、水を吹き出しながら吸引できる掃除機があったらいかがでしょうか。

こぼしてしまったコーヒーやおしょうゆ、またうっかりカップラーメンをカーペットに倒してしまった…そんな時にそれらを全部吸い取ってきれいに水洗いしてくれる、そんな掃除機があったら…。

今回は今までの掃除機の概念をあっさりと解体し、新たなお掃除の新常識を提案する、水洗いのできる掃除機「スイトル」をご紹介します。

掃除機で水洗い?その仕組みとは


じゅうたんにコーヒーやソース、牛乳などをこぼしてしまったとき、一般的な家庭ではまず雑巾で拭きとった後、何度も叩いて汚れや水分を吸着させたり、固く絞った雑巾でゴシゴシと何度も拭いたり…、かなり重労働ですよね。

そんな時に、こぼしたものをきれいに吸い取って水洗いしてくれる「スイトル」は今までにはない非常に画期的な製品です。
では、その仕組みは一体どのようになっているのでしょうか?

この「スイトル」の本体に動力はなく、家庭にある一般的な掃除機のホース部分に取り付けて、その掃除機の吸引力を利用して使います。まずはスイトルの内部タンクに水を入れ、家庭用の車輪とホースが付いたタイプの一般的な掃除機に接続させます。そして掃除機のスイッチを入れると、掃除機本体の吸引する力でタンク内に入れた水を吸い出してクリーナーヘッドの先端のノズルから水を噴射し、また同時に吸い取ることでまるで洗濯機で洗ったかのような水洗いが実現するのです。

水を噴射する先端のノズルと、タンク上部にある「逆噴射ターボファンユニット」にヒミツが隠されており、どちらもスイトルだけの特許技術だとのこと。それによって「水の噴射」と「吸い取る」を同時に行うことができるのです。

今までの掃除機の常識を完全に覆す、画期的なアイディアです。

本体も丸洗いでいつも清潔

カーペットや床にこぼした水分やよごれを完全に吸い取ってしまうことができるなんて、本当にすばらしい技術ですよね。でも、吸い取った水やよごれがホースを伝って掃除機本体に流れ込んでしまったりすることはないのでしょうか。
ちょっと気になるところなのですが、その心配は全くないとのことです。

吸い取られた水や汚れは「逆噴射ターボファンユニット」の働きによって、水分と空気に分離されます。汚れた水分は内蔵のタンクにたまり、掃除機側には空気だけが戻る仕組みになっており、タンクの内側を伝って侵入しようとするわずかな汚水も、空気の膜によって完全にシャットアウトすることができます。

万が一、スイトルが倒れたりして汚れた水分が掃除機側に流れ込もうとしても、ホースとの接続部分にある「逆流防止弁」が汚水の侵入を防いでくれるとのこと。こうした二重三重の汚水流入防止構造によって、掃除機側には汚水や汚れが流れ込むことがないような仕組みになっています。

タンクは二重構造になっており、吸い取った汚水はきれいな水の入っているタンクの外側にたまっていく仕組みになっているため、使用後には、タンクにたまった汚水を捨て、そのまま丸洗いもできるので、いつでも清潔に使用することができます。

また、ソースやケチャップなどのしみになりがちな汚れは、洗剤などでこすってから泡ごと吸い取ることも可能です。まさにカーペットを洗濯機で丸洗いしてしまうような感覚ですね。

まとめ

今回は、家庭用の掃除機のホース部分に取り付けて使う、世界初の水洗い式クリーナーヘッド「スイトル」の「創造と解体」にせまりました。

このスイトルですが、市販のキャニスター型掃除機(車輪とホースが付いた一般的な掃除機)のほぼすべてに対応しているというのもうれしいところですよね。
またカーペットが湿り過ぎてしまった場合には、水の噴射をストップさせ、「吸引機」として水分を吸い取るだけでも使えます。

カーペットにこぼしてしまったコーヒーやソース、アイスクリームやカップラーメンまで、きれいに吸い取ってくれ、まるで洗濯機で丸洗いするようにきれいにしてくれる驚きの掃除機「スイトル」。今までの掃除機の概念を解体し、新しいお掃除の提案をします。そこにはたくさんのアイディアと創造が詰まっていました。