解体後に瓦礫がいっぱい。対策法は?


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解体工事終了の報告を受けたので行ってみると、そこには瓦礫がいっぱい…。そんな話を耳にしたことはありませんか?またさらに、その瓦礫の撤去をお願いすると、追加料金を請求された…。そんな話もあります。もしもそんな悪徳業者に引っかかってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

今回は、そんな事例と対策法についてご紹介します。

 

トラブルの事例

事例1
解体工事が完了したとの報告を受けて行ってみると、きれいに整地されておらず、そこには解体工事で出たと思われる瓦礫や木屑などが散乱したままだった。道路にもゴミが散らかっており、近所の人からも苦情を言われた。

事例2
家を新築するために元々あった家を解体工事業者に頼んで解体してもらった。その後、いざ家を建てようと思ったら、地中にコンクリートの基礎が埋まったままだった。他にも解体時の廃材と思われる瓦礫が地中から出てきた。

 

対策法

事例1のように、きれいに整地されておらず、ごみや瓦礫が散乱しているような状態の場合、まずは解体業者さんに連絡をしてきちんと片づけをするようにお願いをするしかありません。

普通はきちんと整地・片づけ・掃除をして解体工事は完了となるのですが、業者の中には「解体したらそれで終わり」というようないいかげんな業者が存在しているのも事実です。

特に口約束や口頭での見積もりの場合は「見積もりの中には整地代金は入っていないので別途追加料金がかかる」など様々な理由をつけて追加料金を取ろうとする悪徳業者もいます。

実際に見積もり代金が極端に安く、整地代金などが入っていない場合などは、追加費用を支払ってゴミや瓦礫の撤去・整地をお願いするしかないでしょう。その際にあまりにも高額な代金を請求された場合などは、契約を打ち切り、他の業者にお願いするという方法もあります

また事例2のように、地中にコンクリートの基礎が埋まったままという場合や、解体時の廃材が埋め戻されていたという場合などは、まずは証拠となる写真などを押さえたうえで交渉に臨んだ方がいいでしょう。

解体工事においては「マニュフェスト」と呼ばれる伝票があります。これにより解体によって出た産業廃棄物が適正に処理をされたかを確認することができます。まずはこのマニュフェストを請求して、適正な処分がされているかを確認する必要があります

解体時の廃材の埋め戻しのような悪質な行為をする業者の中には、マニュフェストを不正に複製したり、マニュフェストの提出を拒む業者もあります。ひどい業者になるとマニュフェストの存在すら知らなかったり、そもそも解体工事に必要な許可証を持たない無許可の業者の可能性もありますので、業者選びの際には許可証やマニフェストなどの書類に関しても事前にしっかりと確認をする必要があります

交渉がこじれてしまったりどうしても納得がいかないという場合などは消費者センターや役所などに相談してもいいでしょう。弁護士を立てて法的手段に訴え出るという方法もありますが、いずれにしても時間も取られますし精神的にも嫌な思いをしなければならなくなりますのでまずはそういった悪徳業者に引っかからないように信頼のできる解体業者を見つけるということが一番です。

 

まとめ

最も大切なことは「トラブルを未然に防ぐ」ということです。特に、後から無駄な追加費用を請求されることの無いように、まずは見積もりの段階できちんと内容の確認をすることです。見積書や契約書にはどのように書かれていて、どのような場合に追加費用が発生するかなど、事前に業者と話し合っておく必要があります。

特に口頭での見積もりの場合などはあとで「言った言わない」の話でもめるもとにもなりますので、必ず詳細な見積書を作成してもらいましょう。

そもそも口頭でざっくりとした見積もりしか出さない業者は後で追加費用を請求してくる悪徳業者の可能性がありますのでかなり注意が必要です。許可証やマニュフェストについても、見積もりと合わせてしっかりと確認したい事項です。

事前の確認により、解体業者とのこういったトラブルはかなり防げるはずです。

リバイブはお客様のことを第一に考えた信頼できる解体工事をします。解体工事をお考えならいつでもお気軽にご相談ください。