朝寝坊にサヨナラ!朝活で「理想」のライフスタイルを形作る
仕事が忙しくて私生活があまりにも充実していないと、人生が虚しく感じるようになります。ハードな仕事や普段の疲れがドッと押し寄せるせいか、せっかくプライベートな時間を持てたとしてもゴロゴロ寝てばかりいる、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしも、職場と家の往復だけで人生の大半を終わらせたくないと思うなら、「朝活」を始めてみるのはいかがでしょうか。
夜型から朝型に変わる決意
夜型人間が朝型人間になろうと決意しても、そう簡単に変われるものではありません。それというのも、夜型か朝型かは、すでに遺伝子によって決められていることだからです。
海外旅行で時差ボケを体験したことがなく、夜のほうが集中して仕事に取り組むことができる筆者は、典型的な夜型人間です。夜型人間ということもあり、朝は比較的ゆっくり過ごすことが多く、午後からようやく仕事に取り掛かる日々を送っていました。
仕事をスタートする時間が遅いため、必然的に仕事が終わる時間も遅くなります。夜型人間を自負しているだけあり、「夜にぜんぶ片づけてしまおう」と考えてしまうこともしばしば。
夜に仕事をすると、日中を意味もなくダラダラ過ごしてしまう傾向にあるので、これはなんとかしなければ、と感じていました。
成功者は朝型人間が多い?
偉大な実業家や大企業のCEOたちの多くは、朝型人間です。それらの人々は、さまざまな「朝活」に励んで、人生を豊かなものにしています。
一例として、イギリスの実業家で、ヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソン氏をあげることができるでしょう。
バイタリティという言葉を体現したかのようなブランソン氏は、いかにも夜更かしが好きそうな人物に見えますが、実は根っからの朝型人間。
毎朝5時に起きて運動をしたり、家族と過ごしたりするブランソン氏は、「朝活」をしている成功者の一人に数えられるでしょう。
朝型のメリットとしては、自分のために時間を取れること、うつ病になりにくいこと、生産性が高くなることなどがあります。
「朝活」として、読書をして知見を広めるのも良いでしょうし、新しい言語を習得するための勉強をしても良いでしょう。また、運動をして健康促進のために時間を費やすのも素晴らしいことなのではないでしょうか。
なにより、仕事だけで1日を終わらせてしまうのではなく、充実した日々を送ることができるというメリットがあります。
夜型人間が「朝活」をするには?
夜型人間がプライベートを充実させるために「朝活」をするには、ちょっとした努力が必要です。
「朝活」実践者の話に鼓舞されて、「明日から早起きして頑張るぞ!」と息巻いたとしても、体内時計を急激にリセットすることは簡単なことではありません。
夜型人間が朝型に移行するためには、いきなり頑張る必要はありません。むしろ、ゆっくりと夜型から朝型に移行するほうが、着実に変化を遂げることができると言えるでしょう。
ここで、意志の弱い筆者が朝型になるために実践した2つの方法をご紹介したいと思います。一つ目の方法は科学的な方法、もう一つの方法は外発的動機づけの方法です。
科学的な方法とは、体内時計を調整する睡眠ホルモン・メラトニンを利用した方法です。メラトニンは、太陽の光を浴びて(起床後)から14~16時間後に分泌し、メラトニンの分泌が高まることで体温が低下してやがて眠気を感じさせます。
早起きがしたいと思ったなら、起きたい時間の14~16時間後からリラックスして過ごし、睡眠のための準備に入るなら、すんなりと予定通りの時間に起きることができます。
例えば、朝5時に起きたいと思ったのであれば、午後19時~午後21時の間にはリラックスして入眠準備に入る必要があります。
そして予定通りに朝5時に起床後は、できるだけ早く太陽の光を浴びに外に出る習慣を培いましょう。
外発的動機づけの方法とは、いわゆる「ご褒美」を用意する方法です。早起きして運動や勉強をした後には、オシャレなカフェで朝食を摂るなどのご褒美を用意します。
現在、この二つの方法を気長に続けることで、夜型人間から朝型人間へと近づくことができ、理想的なライフスタイルを手に入れることができています。
夜型だけど朝型の生活にチェンジしてみたい、朝活でプライベートを充実させたい、と思っていらっしゃるなら、ぜひ上記の方法をお試しになってみてはいかがでしょうか。